米スポーツ専門局「ESPN」の(電子版)は6日(日本時間7日)に「2024年シーズンに行った大リーグ全30球団の大胆予想を採点」とする特集記事を掲載。鈴木誠也外野手(30)は「打率3割、30本塁打を放つ」と予想されていたが、結果的に届かなかったことで所属するカブスは厳しい「C評価」とされた。
メジャー3年目となった今季の鈴木は132試合に出場し、打率2割8分3厘(ナ・リーグ9位)、21本塁打(同34位タイ)、73打点(同38位タイ)をマーク。低評価となったのは「2023年シーズンの最後の2か月間、50試合に出場し打率3割5分、出塁率4割6厘、長打率6割6分7厘という爆発的な成績を上げた」ことで「2年目のシーズンで適応できたと解釈」し、期待も込めて「3割、30本塁打」と予想したという。
また、同メディアは「過去2年の成績からして、これ以上の成績を期待するのは現実的ではない」とした一方で「彼は平均以上のレギュラー選手で、打線の中軸を担う貴重な選手だ」とも評した。
鈴木は来季で5年契約の4年目を迎える。開幕戦は来年3月18、19日に東京ドームで行われ、大谷や山本らを擁するドジャースと対戦する。8月から右翼のレギュラーからDHに回された悔しさも抱えているだけに、来季はいろいろな意味で見返したいところだ。