カーリング女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)が順調な滑り出しを見せている。
ワールドツアー世界最高峰・グランドスラム(GS)の1つであるカナディアン・オープン(カナダ・アルバータ州ニスク)のプールC第2戦(6日、日本時間7日)で韓国チームと対戦し、8―2で勝利。2連勝を飾り、プレーオフ進出に大きく前進した。
5日(日本時間6日)にスイスチームを4―3で下したLSは、序盤からエンジン全開だった。0―1の第2エンド(E)に2点を取って逆転すると、第3Eに1点、第4Eに2点をスチールしてリードを広げる。5―2の第6Eには3点を追加して勝負を決めた。
随所で好ショットを見せたサード・吉田知那美は、試合後に「ABEMA」のインタビューに対応。「今日の試合は全体を通してミスもあったが、安定していてよかった」と振り返った上で「グランドスラムに入る前の大会で予選敗退したことで、課題を見つけることができた。勝つことはもちろんだが、課題に取り組むことでだいぶパフォーマンスが上がると感じている」と手応えを口にした。
次戦は7日(日本時間8日)に中部電力と相まみえる。