ポスティングシステムでMLB移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(22)の去就をめぐって米メディアの報道が過熱している。すでに「佐々木はロッテの契約オファーを断った」「ロッテはポスティングする方向に傾いている」との情報も飛び交う中、獲得にはドジャース、メッツ、ヤンキース、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、フィリーズ、カージナルス、マーリンズなどが積極的と見られる。
しかし、大谷翔平、山本由伸を擁するドジャースの圧倒的優位は動かず「ドジャーブルー」は「佐々木がポスティングされてドジャースと契約すれば、大谷や山本と一緒で先発ナンバー1というプレッシャーもなく、居心地がいい場所になる。期待値が下がることは最初の数年間はプラスに働く」と最適な環境だとし、「TPS」は「他のどのチームよりドジャースに所属する可能性が高い。250万ドル(約3億8600万円)近くあればこの新星にオファーを出し、ロサンゼルスに連れてくることは容易だ」とまで本命視している。
そんな中、元マーリンズ社長のデビッド・サムソン氏は「ファイルテリトリー」の中で「彼がドジャースに入りたがっているという噂を強く耳にしている。様子を見ないといけないが、その場合はみなさん引いてください。彼はドジャース入りするだろう」と発言。佐々木のドジャースへの思いは強く、もはや他球団にあきらめるよう促した。ドジャース以外は〝負け戦〟ということになるのか…。