2026年北中米W杯アジア最終予選で森保ジャパンと15日(ジャカルタ)に対戦するインドネシア代表は主にオランダ出身選手が大量に帰化し、同国代表入りを果たしている。日本戦に向けて発表したメンバー27人のうち、15人が帰化選手となった。
インドネシアメディア「LIPUTAN6」によると、同国代表の帰化政策について独立調査機関「インドネシア・ポリティカル・インディケーターズ」が10月10日から15日間にわたって調査。イタリア1部インテルの元会長でインドネシアサッカー連盟(PSSI)のエリック・トヒル会長の方針に94・4%が「満足している」という。
同機関の創設者で首席研究者のブルハヌディン・ムフタディ氏によると、全国調査で回答者の29・6%がトヒル会長のリーダーシップに「非常に満足している」、64・8%が「満足している」だったとし「不満を抱いているのは4・5%のみだった」という。同氏は「これまで調査を行ったことないので比較はできないが、トヒル会長の支持率は高いようだ」と説明した。
また、ブルハヌディン氏は、回答者の71・5%が帰化選手の起用に同意しているという。同氏は「代表チームのランキング上昇により国民の大多数は代表チームのプレーの質向上を高く評価している。80・3%の大多数が代表チームのクオリティーについて『非常に良い』と回答した。大幅にレベルが上がったと感じている」と語っていた。