ドジャースにまた〝舌禍騒ぎ〟だ。ベテラン遊撃手のミゲル・ロハス(35)がポッドキャスト「クロス・ローズ・スポーツ」に出演し「ヤンキースは規律を欠き、細部を実行せず、プレッシャーに負けてしまう。弱点は塁上でのアウトの取り方、野球を大事にしないこと、怠惰な守備だ」と斬り捨てた。
ドジャースでは先日、ジョー・ケリー投手(36)の毒舌〝炎上騒ぎ〟が起きたばかりだったが、ロハスも負けじと「自分たちが優れていることは分かっていた。彼らにプレッシャーをかけ、小さなミスを犯させるだけだった」と胸を張った。
ヤンキースとのワールドシリーズに4勝1敗と圧勝。主砲のジャッジのバットは湿り、第5戦では守備のミスを連発して自滅。史上最高の決戦もドジャースからすればヤンキースに手ごたえがなかったようで、先日はケリーがポッドキャスト番組で「不釣り合いな対戦だった」「プレーオフに出場したチームの中では8番目か9番目のチーム」「俺たちは怠けずにプレーする」などとコキ下ろし、ヤンキースのキャッシュマンGMまでコメントする事態となっていた。
騒動が沈下したと思ったら次はロハス。ケリーほどの毒舌ではないにしろ、ふがいないヤンキースに黙っていられなかったようだ。