米女子ゴルフツアーの「ロッテ選手権」初日(ハワイ州のホアカレイCC=パー72)、吉田優利(24=エプソン)が6バーディー、2ボギーと68のラウンドで首位と2打差の6位と好スタートした。注目の渋野日向子(25=サントリー)は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75、3オーバーの107位と出遅れた。
渋野は出だしの10番パー4でティーショットをバンカーに入れて、3オンのボギー。後半の1番パー5でバーディーを奪取するも7番パー4で第2打をバンカーに入れてスコアを落とすと、続く8番パー4では池に入れてしまい、ダブルボギー。何度も好機を迎えながらもパットがカップをかすめるなど、スコアを伸ばせなかった。
渋野は「チャンスがなかなか決まらずにすごく難しいラウンドになってしまったので残念です」とラウンドを振り返った上で、パッティングについて「良い転がりはできているなというのは後半多かったので、それが入ってくれたら良かったと思います」とコメント。2日目に向けて「今日の分を取り返せるように頑張りたい」と笑みを浮かべた。
試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた天沼知恵子(IMPACT BODY)は「しっかり打てている感じがあるので。惜しいパットが多かった」とし、インタビューで渋野が笑顔を見せていたことに「内心はちょっと悔しいというのが伝わりますね」と心中を察し「バーディーパットの1個が入らないのが悔やまれるところはあったのかな」と語っていた。