日本代表の森保一監督が、選考においてリーグレベルがどのように影響するかについて見解を示した。
日本サッカー協会は7日、2026年北中米W杯アジア最終予選のインドネシア戦(15日=、ジャカルタ)と中国戦(19日、厦門)に向けて日本代表メンバー27人を発表した。
MF三笘薫(ブライトン)やMF伊東純也(スタッド・ランス)ら主力が順当に選出される中、待望論が高まっていたFW古橋亨梧(セルティック)が昨年10月以来の復帰を果たした。
以前から選考においてリーグレベルがどのように考慮されるか議論があったが、この日会見した森保監督はそうして点について言及。「どの国で、どのチームで、プレーしているかということを一概にランク付けはできない。総合的に判断するということしか言えない」と語った。
選手の市場価値など各種データの使い方にも「われわれも資料はすべてみている。リーグのレベルや市場価値など。基本的には5大リーグでプレーしている選手。そこからいろんな組織が出すデータがあるので、国別のフットボールのランキングは見ているが、そこはあくまでひとつの基準ということで、われわれが見ているなかで、活動を通している中で。そこでどういう存在感を出せるかということは、そこは総合的にとしかいえない。総合的に判断している」とデータは活用しつつも、あくまでも一つの指標に過ぎず多角的に選考していると強調した。
選手層が厚いだけに、選考が賛否両論呼ぶことも多い森保ジャパン。指揮官も頭を悩ませることが多そうだ。