経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が7日、MBSラジオ「上泉雄一のええなぁ!」に生出演し、米大統領選について言及した。
今回の米大統領選は共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)に圧勝した。
須田氏は「トランプ前大統領の地滑り的勝利と言える。激戦7州が最後の最後までもつれると思っていたが、ペンシルバニア州を制する者は大統領選挙を制すると言われていて、ここでの勝利が確実になったということで、かなり早く決まったなって感じがした」とコメント。
その上で「当初はハリスさんがリードしてたんですよ。でも、ハリスさんが進めてきた政策に対する支持があまり広がらなかった。副大統領として4年間やってきましたが成果はどうだったのか、ほとんど見えてこなかった。将来、どういった政策を実行していくのかもかなりあいまいだった」と分析した。
一方、トランプ前大統領は「単純で明快な言い方ながらも『アメリカ・ファースト』を前面に押し出し、分かりやすさがあったのではないか」と語っていた。