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DeNA・三浦監督が満場一致で正力松太郎賞 監督として史上22人目の快挙「光栄とともに感謝」

東スポWEB 2024年11月7日 18時34分

番長が球史にその名を刻む大監督となった。プロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が7日、東京都内で開かれ、チームを26年ぶりの日本一に導いたDeNA・三浦大輔監督(50)が初受賞した。

同球団からは絶対的守護神として活躍し、1998年に同賞に輝いた佐々木主浩氏(56)以来、26年ぶり2度目の選出。三浦監督は球団を通じ「大変名誉な賞を受賞することができ、光栄とともに感謝。来季はリーグ優勝、日本一を果たせるよう一丸となって戦ってまいります」と喜びのコメントを出した。

今季のDeNAはレギュラーシーズンで貯金2の3位に終わったもののポストシーズンではクライマックスシリーズで2位の阪神、セ・リーグ優勝の巨人を次々と連破。日本シリーズ進出後も貯金42でパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンクを4勝2敗で撃破し、98年以来3度目の日本一に輝いた。三浦監督は指揮官としてチームを下克上・日本一へと導いた手腕を大きく評価された格好だ。

同賞選考委員会の座長を務めた王貞治氏(ソフトバンク球団会長)は「下克上を成し遂げた三浦監督の手腕は評価に値する。勝負の世界は勝たないといけない」と称賛。同賞選考委員の間からはパで独走優勝を成し遂げたソフトバンクを率いる小久保監督を当初推薦する声も上がっていたが、最後は満場一致で三浦監督を選出する形でまとまった。

監督としての同賞受賞者は1977年に創設されて以来、三浦監督で史上22人目となった。

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