米プロバスケットボールNBAグリズリーズの河村勇輝(23)が、6日(日本時間7日)に行われた本拠地でのレイカーズ戦で初得点をマークして、エースのジャ・モラントが称賛した。
第4クオーターで2試合ぶりに途中出場した河村は、残り34秒で相手の反則を誘う好プレーを見せる。そしてフリースロー2本をきっちり決めて、NBA6戦目にして待望の初得点をマークした。
「特別な瞬間だった。メンフィス・グリズリーズの組織に関わっているすべての人に感謝したいと思います。彼らなしでは成し遂げられませんでした。グリズリーズのファン、チームメイト、コーチ陣、全員に感謝します」と河村は喜びを語った。
待ちに待った河村の初得点に喜びを爆発させたのは、エースですでに〝親友〟の間柄になっているモラントも同じだ。
メンフィスの地元紙「コマーシャルアピール」は「ジャ・モラントは狂喜乱舞していた」と報道。試合後のモラントのコメントを伝えた。
まず開口一番、河村に向けて「あれは俺の犬だよ」と興奮しながら語ったモラント。「dog(犬)」はスラングで「友人」の意味で使われることもあり、2人の仲の良さをうかがわせた。同メディアはこの言葉を踏まえて「河村とモラントはトレーニングキャンプ以来、親密な関係を築いてきた」と指摘した。
さらにモラントは、こう続けた。「彼は攻撃的にプレーするだろうし、試合に出たばかりだ。ファウルを取れればボーナスがもらえる。フリースローを決めて、新聞に名前を載せろ!」とゲキを飛ばしたことを明かした。
エースを始めチームメートとの関係もバッチリの河村。初得点をきっかけに爆発なるか。