元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が8日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、実業家のイーロン・マスク氏がトランプ政権入りの可能性が報道されていることに「イーロン・マスク氏はナンバー2くらいになるんじゃないか」と推測した。
テスラ社CEOのマスク氏が大統領選でトランプ氏を支持し180億円もの献金をしたことや、トランプ氏が政府支出削減を指導する「コスト削減長官」に起用する考えを表明したことなどを報道した。マスク氏は演説の中で、現政権下で6・5兆ドルの予算を「少なくとも2兆ドル削減できる」などとし、政府職員が大量解雇の可能性も示唆されている。
長嶋は「トランプは経済に対して真剣に取り組む」とその姿勢を評価し、「経済って本当の経営者が経済政策をやった方がボクはいいと思ってて」と持論を展開。「政治家の人たちがみんな経営者で政治家をやっているわけじゃないんだけども、大量解雇も含めてそれがいいか悪いかは別として、会社を立て直す時に解雇やむなし、っていう会社も当然あるわけだし、大量解雇をして会社を立て直したということも実際ある」とコスト削減という事に一定の理解を示した。
大量解雇することで「失業率が上がっちゃうってのはある」としつつも「イーロン・マスク氏はナンバー2くらいになるんじゃないかって勝手に思ってますよ」と推測した。