大相撲の横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が九州場所(10日初日、福岡国際センター)を休場することが決まった。8日の取組編成会議で初日の取組から外れた。
両ヒザの負傷と糖尿病のため、秋場所を全休した照ノ富士は10月の秋巡業に参加するも、稽古などには参加していなかった。福岡入り後も相撲を取る稽古ができず、調整が大幅に遅れていた。休場は2場所連続で通算23度目。今年の15日間皆勤は優勝した初場所と名古屋場所だけとなる。
照ノ富士は来年1月場所の出場を見据えている中、SNSやネット上では「休場は残念」「また休場か」「土俵入りが見られない場所はさみしい」「しっかり治して出直してほしい」「厳しいだろうとは思ってた。お大事に」「休場は多いけれどいまなお最強の力士」という声が出ていた。
その一方で「体が限界にきているのかも」「このまま引退かも」「番付から横綱が消えるとかで周りが引退を許してくれない事情でもあるのかしら」「自ら身を引くべきではないか」「大の里あたりが横綱にならないと引退できないのでは…」との意見も書き込まれていた。