演歌歌手の天童よしみが2月にリリースしたシングル「昭和かたぎ」がカラオケリクエストランキング演歌歌謡曲部門で1位となったことで8日、東京・港区の増上寺で授賞式が行われた。
カラオケメーカーのDAMとJOYSOUNDが今年1年間に発売された新曲の中で、リクエストが最も多かったとし、1位を獲得。さらにカラオケ雑誌「月間カラオケファン」でのリクエストランキングで7か月連続1位となった。天童は「夢のようにうれしい」と笑みを見せた。
今回の新曲のヒットには「初心に返ってキャンペーンもやりました。頑張れば結果が出るんだなと実感しています」という。この曲のタイトルも天童本人が決めたもので「昭和にデビューしたし、昭和というものには思い入れがたっぷりある。レコーディングから、がんばらなきゃという思いもいっぱいあった」と振り返った。
ヒットしたことでコンサートでもファンからの反応もすごい。「イントロが流れただけで、お客さんがスタンディングをして喜んでくれる。本当にこの曲に感謝です」と笑みを見せた。
年末には連続出場を続けている紅白の出場も期待されている。天童は「毎回そこを目標に歌ってきている。もし出れたら『昭和かたぎ』を歌えたらと、願っています」と話した。
来年は「昭和100年」ということで「100にちなんで、100曲歌うコンサートをします」と宣言。11月27日に東京国際フォーラムで予定されており「昭和を振り返る100曲を歌えれば」と意気込んだ。