全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(9日、後楽園で開幕)の前日会見が都内で行われ、Bブロックから出場する優勝候補の3冠ヘビー級王者デイビーボーイ・スミスJr.(39)、宮原健斗(35)組が自信をみなぎらせた。
4日の札幌大会では青柳優馬を破ったスミスJr.が3冠王座を初戴冠。同試合を解説席から見守っていた宮原は「こんなにレベルの高い2人が組むチームは他にないし、こんなに華のあるチームは日本に存在しない。日本全国のプロレスファンにぜひ、見に来てほしい」とナルシスト全開で呼びかけた。
幼少期から全日本の映像を見てきたスミスJr.も、初出場の祭典へ興奮ぎみだ。「いろいろなチームがあった。(ジャイアント)馬場、スタン・ハンセン、テンリュー(天龍源一郎)…とか。このデイビーボーイ・スミスJr.と宮原健斗が、タッグの歴史に残るように頑張りたい」と強気に宣言だ。
9日の初戦で激突する諏訪魔&鈴木秀樹はこの日、ユニット「バカの時代」から離脱し「エボリューション」での出場を表明。動揺するどころか宮原は「諏訪魔と鈴木秀樹の顔を見えると決意に満ちている。ファンにとってもエボリューションは思い入れがあると思うので、俺とデイビーボーイ・スミスJr.にとっては楽しみが一つ増えた」と、はやる気持ちを抑えきれなかった。