全日本プロレスの世界タッグ王座を保持する斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が、王者での暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(9日、後楽園で開幕)全勝優勝を宣言だ。
Aブロックから出場する祭典に向け、都内で行われた前日会見には豪華なスーツ姿で登場。おもむろにマイクを握った兄のジュンは「どのタッグチームが優勝するのか、どんな戦いが繰り広げられるのか気になるところだが、安心しろ。ぶっちぎりで優勝してやるから。俺たちが全勝優勝してやる、DOOM!」と豪語した。
レイも「俺たち2人はドンドン、パワーアップしている。全勝優勝して、(プロレス大賞)最優秀タッグ賞も取ってやるぜ」と続いた。過去に全勝優勝を果たしたのは天龍源一郎&スタン・ハンセン、ババ・レイ&ディーボン、大森隆男&征矢学の3チームのみ。世界タッグ王者での全勝優勝を果たせば、史上初の快挙となる。
ジュンは「それは最高だな」と新たな金字塔樹立への手応えを口にするや「勝って、早くリングの上で甘いものが食べたい」。レイも「チャンピオンとしてタッグで負けるわけにはいかない。俺はビールが飲みたいな」と闘志をみなぎらせた。
AとBの2ブロック制で行われる今大会は、全14チームが参加。各ブロック得点上位2チームが、12月8日の後楽園大会で行われる優勝決定トーナメントに進出する。