スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表キリアン・エムバペの母親であるファイザ・ラマリさんが、フロレンティーノ・ペレス会長に後任監督の要望を出したと、スペインメディア「レアル・マドリード・コンフィデンシャル」が報じた。
Rマドリードは今季、波に乗れない状況となっている。リーグ戦では首位のバルセロナに勝ち点9差をつけられての2位。欧州チャンピオンズリーグ(CL)は、5日にホームでACミラン(イタリア)に敗れるなど、1次リーグ4試合で2勝2敗だ。
そこで様々なスペインメディアが、カスティージャ(Bチーム)を率いるラウール・ゴンサレス監督をはじめ、元監督のジネディーヌ・ジダン氏、ドイツ1部レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督ら後任候補の名前を挙げている。
そんな中、ラマリさんは、アンチェロッティ監督の後任に、ジダン氏を据えるように、ペレス会長に依頼したという。エムバペにとって母国のスターだったジダン氏はあこがれであり、同氏の指揮下でプレーしたい希望を持っているからだ。
母親の働きかけは効果を発揮するのか。ジダン監督が実現すれば、3度目の登板となる。