FMWEは8日、年内最終興行となる12月8日の神奈川・鶴見青果市場大会のメインイベント対戦カードと、試合形式を発表した。
「原点回帰」と銘打たれ、ノーロープ有刺鉄線+ジャイアント電流爆破バット形式で、「邪道軍」の大仁田厚、雷神矢口、マンモス佐々木が「無我軍」の西村修、竹村克司、Xと対戦する。
西村は食道がんのステージ4と診断され、今年7月に脳へ転移。懸命の治療を続け、8月の川崎大会では電流爆破のリングに上がった。その後も治療を続けていたが、大仁田と参加予定だった10月20日のイベント前夜に救急搬送され入院。全身麻酔で脳に転移したがんを摘出する手術を7時間にわたり受けており、復帰戦となる。
なお、邪道は「西村選手を助けてくれる存在が必要だと強く思う」と藤波辰爾に参戦を要求している。