お笑いジャーナリストのたかまつななが8日、自身のユーチューブチャンネルを更新。「ダウンタウン」松本人志が文芸春秋社らに約5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟を取り下げたニュースにコメントした。
たかまつはまず「そもそも女性を上納するというシステムはあったのか?」と疑問を投げかけた。
自分の周囲では聞いたことがないとしつつ「ただ、吉本興業の方に話を伺うと、私がお話聞いた方は『上納システムがあったんじゃないか』ということで、『関西の番組見てると、そういうことをした人がひな壇にいっぱい出てるんじゃないか』というようなこともおっしゃっていたりした。なので、松本さんこの件について謝罪されるのはとてもいいことだと思うんですけども、実際にどういう経緯があったのかというのを記者会見してほしいと思う」と呼びかけた。
続いて「どこまでが事実で、でもそれは過去のことで、昔の自分は考えが至らなかったけど、今は性的同意のことを学んで考えが変わったとか。松本さんに憧れてる方ってたくさんいらっしゃると思うので、松本さんがどういう考えの変遷があったかとか、そういうことを(話してほしい)。松本さんが説明することで次の加害者を防ぐことができるんじゃないかと思う」と訴えた。
また吉本興業に対しても「SDGsとかビジネスと人権とか海外に展開して行く中で、政府ともお仕事たくさんしてますし、コンプライアンスものすごい求められると思う。だから、しっかり吉本でも調査してほしいと思います」と提言。
その上で「プライベートのことだから関係ありませんじゃなくて、実際それが仕事に影響してたのだとしたら、それは本当にプライベートと言えるのか。会社としても調査して説明するべきじゃないかと思う。最近、吉本興業は問題起こした芸人さんをすぐ契約解除して『知りません』『説明責任もとりません』というかたちをとったりしていますけども、それは芸人さんを守ってもいないですし自分の会社も守れてないと思います」と訴えた。