ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー!JLC杯」は8日、予選4日目が行われ、準優勝戦に進出するベスト18が決定した。
中野仁照(23=愛知)は、予選を大崩れなくまとめて9位で突破。序盤は結果とは裏腹に、舟足には不満の口ぶりだった。ただ「足はまずまず。もらった時は伸び寄りだったけど、今は回り足系。道中で競れる感じもあるし、乗れるようになっている。もうこの辺りで行く」とシフトチェンジに成功し、きっちり間に合わせた。
近況の躍進ぶりが目を見張る一人。6月の下関で初優出を果たすと、9月の蒲郡ルーキーシリーズで初Ⅴをマーク。2025年前期は4優出1V。6・78の勝率は2024年後期から1点以上も大幅にアップさせての初のA1昇格。これには「出来過ぎです」と振り返る。「また期が変わったので心機一転。いいメンバーが揃っているので頑張りたい」と力を込める。成長著しい愛知支部期待の23歳がセミファイナルでも存在感を示す。