ボートレース尼崎のGⅠ「尼崎ダイヤモンドカップ」が10日に開幕する。今やボートレース界隈で「尼崎」といえば、この人…。福留光帆(21)だ。「尼崎が青春だった」というほど地元愛にあふれる福留が思い出のレースを告白した。
【舟は帆まかせ帆は風まかせ】みなさん、こんにちは。福留光帆です!
今回は11月10日から15日まで、ボートレース尼崎で開催されるGⅠ「尼崎ダイヤモンドカップ」の見どころを紹介します!
舞台は私のホームプール・尼崎ということでワクワクしますね。ニート時代はほぼ毎日のように行っていた時もありました。最近はあまり行けてないので、お父さんとカジュアルシートでまったりと観戦していたこととかを思い出して「あの頃は楽しかったなぁ~」なんて考えてしまうこともあります。もちろん、今もたくさんお仕事をさせていただいて毎日が楽しいですよ。ただ、ふと…、尼崎のことを思い出してしまうんですよね。
ということで、今回はまず私の尼崎で一番、印象に残っているレースのお話をします。
2022年2月に行われた「マクール杯~まくってちょーうだい!!~」という大会の4日目の準優勝戦です。まだAKBに在籍中の頃ですね。18歳で舟券を買うこともできなかったけど、普通にレースを観戦しながらボートレースを楽しんでいました。
そのレースは準優12Rです。1号艇の服部幸男選手は6戦3勝2着2本3着1本と安定した内容で予選トップ通過。当然、ほとんどの人が服部選手が逃げるものと思っていたのですが、まさかの6着大敗。ピットに戻る時の服部選手の背中が忘れられないですね。あらためてボートレースというのは〝勝負〟なんだということを痛感しました。勝負の厳しさを18歳なりに感じるとともにボートレースへの思いも強くなりました。ちなみにお父さんも服部選手からたいぶ買っていたようでレース後、かなり落ち込んでました。
さあ、GⅠダイヤモンドカップのおススメ選手に行きましょう。まずは土屋智則選手です。2日目メインのダイヤモンドドリーム1号艇。6月に尼崎で行われたSGグラチャンの優勝レーサーです。記念とか大きなレースでの土屋選手の5、6枠の時が好きなんですよ。特に5号艇。5コースからのまくり差しに期待しちゃうんですよね。グラチャンでも4日目9Rで5コースからまくり差し。道中しぶとく追い上げて2着に食い込んでいます。SG優勝で尼崎にもすごくいいイメージもあると思うので、この流れで今大会も活躍してくれるでしょう。
2人目は久田敏之選手です。ん!? 群馬支部の選手が並んじゃいましたね。私の推しレーサー毒島誠選手に引っ張られているのでしょうか…(笑い)。その毒島選手を生で見るために8月にはプライベートで桐生のお盆シリーズに行ってきました。そのドリーム戦で1着は逃げた毒島選手。2着には5号艇の久田選手でした。3日目に6号艇(4コース)で1着。私、外枠から舟券に絡んでくれる選手、好きなんですよね。
3人目は徳増秀樹選手! 私が尼崎で観戦している時によく走っているんですよね。2022年7月のオーシャンカップでは準優でF。今年のグラチャンでは準優1号艇で4着に敗れてしまいました。あまりいい思い出はないかもしれませんが、SG2大会とも予選上位通過。これはすごいんじゃないですか。SGの悔しさを少しでも晴らすために〝濃く〟いってほしいです。
今大会は私もいろいろ参加しています。まずは現在、ボートレース尼崎さんの公式ユーチューブで公開中の「野添探偵社GⅠ尼崎ダイヤモンドカップ特別編」。元ボートレーサーの野添貴裕さんと一緒に尼崎ボートの施設やおススメ選手の紹介をしています。
そして、大会期間中も生配信番組「DIAMOND LIVE」に出演します。私の出番は初日の10日。生配信だけではなく屋外ステージでのトークショーもあります!
レースはもちろんイベントも盛りだくさん。一緒に尼崎ダイヤモンドカップを楽しみましょう!