スペイン1部レアル・マドリード元監督で、元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダン氏(52)が、〝3度目登板〟の意向なしと、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じた。
Rマドリードはなかなか調子が上がらない状況となっている中、一部スペインメディアは、カルロ・アンチェロッティ監督の後任候補を報じている。その一人に、過去2度指揮を執ったジダン氏の名前も入っている。2021年6月に2度目の退任となった後、複数のビッグクラブが関心を寄せているとされながら、フリーの状態が続いている。
それだけに同紙は「ジダンは現時点で、カルロ・アンチェロッティ監督の解任が想定された場合にRマドリードからのオファーを受け入れることは全く考えていない。そして、フランス人監督はフロレンティーノ・ペレス会長と良好な関係を維持しているにもかかわらずだ」と伝えた。
その理由は、フランス代表指揮官就任の希望を捨てておらず、現段階ではクラブチームを率いるつもりはないという。現在のディディエ・デシャン監督は2026年北中米W杯まで契約がある。途中解任の可能性もゼロではないが、ジダン氏は待ち続ける覚悟のようだ。