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【全日本】斉藤ブラザーズ 初来日ベッキオに大苦戦もまずは1勝「全勝優勝してやるぜ!」

東スポWEB 2024年11月9日 22時15分

全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」が9日、東京・後楽園ホールで開幕し、世界タッグ王者の斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が幸先いいスタートを切った。

Aブロック初戦で大石真翔&マイク・D・ベッキオと対戦。斉藤ブラザーズがベルギーチョコとベルギービールが好きという情報を入手した大石が、パートナーに選んだのがベルギー出身で初来日のベッキオだ。

試合では大石をもてあそんだ斉藤ブラザーズだったが、驚異の身体能力を誇るベッキオに大苦戦。ジュンがフライングラリアート、ムーンサルトプレスの餌食になると、レイもノータッチトペ・コンヒーロをくらった。さらに場外の斉藤ブラザーズに、担ぎ上げた大石を投げつけてきた。

それでも最後は大石を孤立させると、レイが強烈なチョークスラムを発射。トドメのアイスバイン(アッパー式掌底)で勝利を奪った。

バックステージではレイが「ベッキオ、あいつすげえな」と称賛すると、ジュンも「力が強くてタフな選手だった。またやりたいな」と素直に実力を認めた。

史上初となる世界タッグ王者での全勝優勝に向け、大きな一歩を踏み出した兄弟は「これから全勝優勝してやるぜ! フアーオ!」(レイ)、「DOOM!」(ジュン)と叫んだ。

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