明治安田J1リーグ第36節(9日、国立競技場)、FC東京が町田に0―3で完敗した。
国立の改修後は、今季4戦無敗で通算9戦無敗(8勝1分け)だったが、ついに初黒星を喫してしまった。ピーター・クラモフスキー監督は「自分たちが十分ではなかった」と厳しい表情で語った中、FC東京にとってありがたくない〝称号〟がSNS上で飛び交っている。それは「東京最弱」だ。
リーグ戦では町田に2敗、東京Vとは2分けに終わり、東京都内に本拠地を構えるチームから勝利を奪えなかった。順位表を見れば、9日現在で今季初昇格の町田は3位、16年ぶりの東京Vが6位。近年は最もJ1で戦ってきたFC東京は8位にとどまる。
結果を踏まえれば、ありがたくない〝称号〟も仕方ない。SNS上には「無敗の国立で負けてしまった…。東京最弱チームだけにはなりたくない」「東京最弱はやだよ」「今、サポとして危機感しかないです」といった声が上がっている。
この日は無策と解釈されてもおかしくない敗戦だったこともあり、ネット上には指揮官の責任を問う指摘も少なくない。今季残り2試合となったが、FC東京は意地を見せられるか。