前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が10日、ABEMAの「ABEMA的ニュースショー」に出演。石破茂首相とドナルド・トランプ次期米国大統領との関係構築に太鼓判を押した。
トランプ氏と良好な関係を築いた安倍晋三元首相と比較される石破氏だが、舛添氏は「安倍さんはゴルフできて、トランプとゴルフでうまくいった。石破はあんまり上手じゃないからダメだ、みたいな論調しかないんですけど、完全に間違ってるのは、宗教のこと考えてないんですよ」と指摘した。
理由として、石破氏もトランプ氏もキリスト教プロテスタント長老派の信者であることを挙げ「だから行ったときに同じ聖書(を持って行って)、『私もこの宗派なんです』と、『同じ神様信じてます』で、全部終わる」ときっぱり。「だってゴルフ仲間っていやあそりゃそうだけど、日本と宗教の重み違いますよ。プロテスタントの国ですよ。(石破氏は)そのプロテスタントの洗礼を受けて神を今も信じている、『自分が総理になったのは神のご意思だ』って言ってるんですよ」と主張した。
MCの千原ジュニアから「そのことをトランプ氏は知らない?」と尋ねられると、舛添氏は「わかりません。知らなければ日本大使館がさぼってるということ。ないし、外務省がさぼってる」。
その上で「だから今度行く時、一番最初にすることは同じ宗派のバイブル持って行って、『私はこうなんだ』と言ったとたんに、ゴルフどころの話じゃないです。それをなんで地上波は言わないんだ。(中略)ゴルフの球打つぐらいの話じゃないんだよ! なんでこの話を地上波はちゃんとやって、日本外交に使わないのか不思議でならないんです」と私見を述べていた。