元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。松本人志が文藝春秋社らに損害賠償などを求めた訴訟を取り下げたニュースに言及した。
東国原氏は、松本が8日に「強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました」と発表したことに触れ「文春側は、真実相当性には自信があったが、真実性には自信はなかったんじゃないかなと思うんですよね」と推測する。
実際に文春側は、一連の訴訟の争点は「真実相当性」にあると主張しており、昨年の〝第一報〟で被害女性として名前をあげた「A子」「B子」らへの取材を尽くし、真実だと信じるに足る正当な理由があったかどうかには強い自信を持っていた。このことから「訴訟覚悟でおそらく(文春側は記事を)出したんですけども、真実相当性というのを盾にしてですね。最初から物的証拠とか、客観的な証拠はなかったんです」と私見を語った。
東国原氏はかねて被害女性が直接、松本を訴えることを提案している。この日も「被害者とされる側のプライバシー等々は守りながら、守られながら裁判は行われますから、それはもう堂々と訴えればよかったんですよ」とした上で「それをしなかったということは、やはりそういう事実がなかったんじゃないかな」と持論を展開していた。