中日OB・荒木雅博氏(47)が10日、「第3回プレミア12」強化試合・日本―チェコ(バンテリン)の始球式に登場した。
背番号2のユニホームで登場した荒木氏は、捕手を務めた侍ジャパン井端弘和監督(49)に向けて、力強い一球を投げ込んだ。投球前には、「肩が外れるぐらいで(投げようと)。108キロはいきます」と意気込んでいたが、72キロと目標には届かず。それでも、スタンドからは大歓声と大きな拍手が起こっていた。
現役時代は〝アライバ〟コンビでチームを盛り上げた2人。試合前にはグラウンドで談笑し、荒木氏は生チョコを差し入れ。「疲れもあるでしょうから甘いものを食べてくださいと伝えました」と笑顔で明かした。
また、日本代表を率いる指揮官に向けて、「去年のアジアチャンピオンシップが終わった時にだいぶ痩せられてたので、プレシャーでやってるんだなと。選手で僕もユニホーム着たことがありますが、選手とはまた違う多方面にもプレッシャーを感じる中でやっていかないといけないので。必死に勝ちに行くと思うので、応援したいです」とエールを送った。
チームは13日の本戦・オーストラリア戦(バンテリン)に臨む。