ロッテからポスティングが認められ、佐々木朗希投手(23)のメジャー挑戦への道が開かれた。
令和の怪物には「25歳ルール」が適用されるため、最高でも750万ドル(約11億4000万円)で獲得できるとあって、米メディアでは話題沸騰。ドジャースを筆頭にさまざまな移籍先の候補が乱立する状態となっている。そんな中で「SB Nation」のマーク・ブラウン氏は10日(日本時間11日)、オリオールズについて「ロウキ・ササキが来る(でもたぶんここには来ない)」と何とも自虐的なコラムを執筆した。
「(25歳ルールで)日本の大物選手がMLBに移籍した最後の例は2018年シーズン前に加入した大谷翔平選手だ。当時、大谷がオリオールズへの移籍を検討する可能性は低く、ダン・デュケットGMの体制も一切乗り気でなかったと報じられている」
理由は佐々木と同じく〝格安〟で獲得することが可能だった大谷に本腰を入れなかっただけでなく、そもそも日本選手との接点が多くないことだという。
「日本のスター選手(上原浩治選手、ごめんなさい)を輩出したことがないチームに佐々木選手を獲得するために少しは努力するでしょうか? そうしてくれることを期待しましょう。でも、私は何も期待していません」
オリオールズに籍を置いた日本選手は確かに少なく、ブラウン氏が〝謝罪〟した上原浩治氏(2009~11年)のほか、藤浪晋太郎(23年)もいるが、特に言及はしていない。交渉開始期間はまだ先だが、果たしてどうなるか。