特別国会が11日に召集され、先月の衆院選で初当選した自民党の大空幸星氏(25)が初登院した。紺色のスーツに赤のネクタイで初登院した大空氏は、国会議事堂をバックにした記念撮影でカメラマンからガッツポーズを求められたが「衆院選は厳しい戦いだったので」と拒否した。
大空氏は東京15区から立候補するも落選。比例で復活当選し、最年少の25歳で衆院議員となった。「若い人たちのリアルの生の声を同世代同士で共有し合える部分もあると思います」と述べた。
大空氏は大学在学中に孤独に悩む人を支援するNPO法人「あなたのいばしょ」を設立。コメンテーターとしてメディアにも出演し〝Z世代の論客〟として注目された。
しかし大空氏はABEMAのニュース番組「ABEMA Prime」に出演し「立場が違う」と発言し、共演してきたコメンテーターたちの反感を買ったことが話題になった。大空氏は「『厳しいことを言えないんじゃないか?自民党に入ったら』とか。そう言った声があるのは承知しておりますが、初心を忘れずに言うべきことは言う。全力で働く決意を新たにしました」と気を引き締めていた。