米プロバスケットボールNBAグリズリーズの河村勇輝は10日(日本時間11日)、敵地ポートランドでのトレイルブレーザーズ戦で第4クオーターの途中から出場。自己最長となる7分57秒プレーし、3得点、自己最多の4アシストをマークした。チームは134―89で大勝し、7勝4敗とした。
河村の活躍について、米国メディア「スポーツ・イラストレイテッド」は「河村勇輝は、トレイルブレイザーズのファンから歓声を浴びた」と報道。
「身長5フィート8インチ(173センチ)の河村は日本では伝説的存在で、ルーキーシーズンにすでにNBAファンを魅了している。NBAファンは、グリズリーズの新人選手のこのパフォーマンスに反応している」と、敵味方にかかわらず、ファンが河村に声援を送ったと指摘。X上の「ユキが得点し、ポートランドはNBA決勝戦みたいだ」「アウェーの観客が河村勇輝を応援しているのがすごい(笑い)」「河村勇輝はNBAで最高の選手かもしれない」「トレイルブレイザーズのファンは、自チームのどの選手よりもユキを応援している。彼は興行収入の柱だ」といった驚きの声とともに、人気ぶりを伝えた。
また、米メディアでコメンテーターも務めるモーリー・モリソン氏はXで「ポートランドの観衆は河村への声援が一番大きい。彼がボールに触れるたびに、狂気のような声援が飛び交う。彼がフリースローを決めた後の声援を聞いて」と、敵地での大歓声の動画とともに投稿した。
河村への注目度は米国でも驚きのようだ。