立憲民主党の野田佳彦代表は11日、衆院本会議で開かれた総理大臣指名選挙で、自民党の石破茂首相に決選投票の末に敗れたことを受けて取材に応じた。
衆院の総理大臣指名選挙で決選投票にもつれ込むのは30年ぶり。その結果は石破首相221票、野田氏160票、無効票84票だった。
これを受けて野田氏は「結果的には敗れましたので、残念でした。石破さんも221票ということは、決選投票でも過半数を取れなかったということなので、相当厳しい政権運営になると思います。次の臨時国会から逆に与野党が拮抗したことによって国会審議が活性化できるような、新しい国会の姿を作れるように頑張っていきたい」と述べた。
この日の国会では週刊誌Webサイト「スマートフラッシュ」が報じた国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫報道も注目されたが、野田氏は「プライベートなことについて私がとやかく言う立場でありませんし、事実関係も知りませんのでコメントは控えたいと思います」と述べるにとどめた。