バレーボール男子でパリ五輪代表の石川祐希(28)が所属するイタリア1部ペルージャは、連勝街道を突っ走っている。
10日(日本時間11日)に行われた第7節ターラント戦は第1セットを25―18、第2セットを25―14で連取すると、石川が終盤に出場した第3セットも31―29で奪ってストレート勝ちを収めた。石川に得点はなかったものの、チームは開幕から無傷の7連勝を飾った。
この日は先発から外れたが、第5節では15得点をマーク。第6節では21得点を挙げてMVPを獲得した。シーズン開幕前には「トップ選手ばかりが集まっているので、普段の練習から非常にレベルの高い練習が行えている。練習しているだけでもレベルアップしていく感覚はある。ピーキングは考えない。今持っている自分のベストを毎試合ぶつけたい」と語っていた。
昨季クラブ史上初の4冠を達成した名門で、石川が確かな存在感を示している。