別々の行動が増えているヘンリー王子とメーガン妃は「サセックス公爵夫妻」という世界的ブランドで「統一された世界観」を示すことができず、結果として国民を混乱させる結果になったとPR専門家が批判した。英紙エクスプレスが10日に報じた。
夫妻はここ数か月間、2人で別々に単独で違う場所に登場し、話題を呼んでいた。しかし8日にはヘンリー王子とメーガン妃が、コロンビア共和国で開催された「子供に対する暴力根絶のための世界閣僚会議」にビデオ出演し、久々に〝共演〟を果たした。2人でビデオに出演して注目を集めながらも、夫妻は主に自分たちのそれぞれの活動や関心事の宣伝を行っており、これは夫妻の新たな戦略と言われている。
夫妻が一緒にプロモーションを行った結果、サセックス・ブランドがその潜在能力を最大限に発揮できたかどうかについて、PR専門家でクリエーティブブランディング会社「ジ・アティシズム」の創設者兼ディレクターであるレナエ・スミス氏は、夫妻がそれぞれ「異なる関心」を抱いているためにブランドは「課題に直面している」と指摘した。
「サセックス・ブランドは、勢いと一貫したアイデンティティーの両方を維持する上で確かに課題に直面してきました。この困難の大きな部分は、彼らの異なる関心から生じている可能性が高い。それは、自然にひとつの統一されたサセックスの物語に融合するものではない」とソロ活動に専念する現状を批判。サセックス・ブランドの価値を向上させるには、ヘンリー王子とメーガン妃が意見を統一させて行動することが大事だと示唆していた。