ノア11日の新宿大会で、GHCヘビー級王者の清宮海斗(28)が杉浦貴(54)とタッグの前哨戦で激突。V6戦(17日、愛知・ドルフィンズアリーナ)を前に激しく火花を散らした。
清宮はカイ・フジムラと組み、大和田侑と組んだ杉浦と対戦した。序盤からやりあったのはもちろん、最後は試合そっちのけで場外で激しく殴り合い観客を沸かせた。試合はフジムラが大和田を下したが、その後も清宮は杉浦と視殺戦を展開。マイクを持つと「杉浦さん、いよいよ来週タイトルマッチですよ。世代交代です!」と通告だ。さらに「杉浦さんの全てをもう吸収しました。名古屋、アナタが引退を考えるくらい圧倒的に倒しますよ」と過激な言葉を突きつけると、杉浦からも「やってみろ!」と応じられた。
興奮冷めやらぬ清宮はコメントスペースでも「名古屋で杉浦さんが引退したいと思うくらい圧倒的な差を見せます。それが杉浦さんへの最後の恩返しです」とまくしたてた。このまま〝父親〟と慕った先輩を追い込むか。