フジテレビの小室瑛莉子アナウンサー(25)が生放送中に倒れ、お茶の間が騒然となった。
自身がキャスターを務める同局の情報番組「めざまし8」の11日放送でのこと。午前9時13分ごろ、ダウンタウンの松本人志が「週刊文春」との訴訟で、訴えを取り下げたニュースを伝えた際、MCの谷原章介が「今回の問題は多方面の方々に影響があった事案ですから、その方々が今後どうなっていくのかを見守りたいと思います」とまとめた場面で「バタン!」と大きな音が。小室アナがヒザから崩れ落ち、谷原が慌てて小室アナを支える姿が映し出された。
小室アナは「すみません…」と小声で漏らし、そのまま退室。番組終了まで戻ってこなかった。
谷原は番組終了間際、小室アナについて「貧血のため離席しております。今、落ち着いておりますのでご安心ください」と視聴者に呼びかけた。
小室アナは「めざまし8」の月~木曜レギュラーのほか、「ぽかぽか」の金曜レギュラーも担当。局の若手エースアナとしての期待が寄せられ、今年7月はパリ五輪取材の現地リポートに抜てきされた。また、帰国後には井上清華アナと大型番組「FNS 27時間テレビ」の進行アシスタントを担当。その後1日の休暇を取って、すぐに「めざまし8」に復帰するタフネスぶりを見せつけている。
だが、小室アナと言えば、昨年10月に5放送日連続で「めざまし8」を体調不良で欠席。今年1月にも体調不良で「めざまし8」を欠席していた。
「最近、フジのアナウンサーが体調不良を理由に番組を休むケースが増えている。小室アナ自身も体調不良で欠席したことを気にしており、アナウンサーの仮眠室で休んでいる姿を目撃されるなど、体調管理には気をつけていた。それでも今回のことが起こった。『めざまし8』では立ちっぱなしだし、着席しながら伝えることも検討されるかもしれない」(フジ関係者)
昨年、アナウンサーに体調不良者が相次いだ時、同年11月の定例会見で港浩一社長は「少しでも体調に不安を感じたら無理せず休むように指導しているため。労働環境に何らかの問題があり、発生しているとは思わない」と見解を述べた。
さらなる対策が必要になりそうだ。