衆院選で議席4倍の大躍進で、〝時の人〟となっていた国民民主党の玉木雄一郎代表にとんだスキャンダルが噴出した。16歳年下の39歳の元グラドル女性との不倫疑惑が11日、「SmartFLASH」で報じられ、玉木氏はすぐさま謝罪に追い込まれた。「首相の可能性もある」とおだてられたのもつかの間で、〝三日天下〟となった。
FLASHによれば、玉木氏は先月30日深夜に都内のワインバーで、元グラドルで、タレントの小泉みゆきと密会し、店から出てきて上機嫌のパーカ姿の〝変装写真〟を撮られた。また7月にも玉木氏の地元である香川県内で同じホテルに宿泊した疑惑が報じられている。
特別国会召集日の11日午前6時にサイト上で報じられると、玉木氏は午前8時30分過ぎに会見を開く旨を通告。会見で玉木氏は涙ながらに「今朝報じられた報道はおおむね事実です。心からおわびいたします」と頭を下げた。
迅速な対応を迫られたのは、この日は首相指名選挙で、国民民主党は玉木氏の名前を書くことで決まっていたからだ。玉木氏は8日にFLASH側から事実確認の取材があり、家族に説明。「『こんな大事な時期に何をしているのか』と妻からも息子からも叱責された。一生かけて家族に謝り続けたい」と一定の許しを得たうえで、この日を迎えたという。
「正午からの両院総会で改めてはかりたい。仲間の意見を聞きたい」と自身の進退も含めて、審判を仰ぐとした。結局、両院議員総会では玉木氏の代表続投が決定。榛葉賀津也幹事長は「プライベートな問題は家族で話し合い、政策実現に全力を傾けてほしい」と今後も党を挙げて、玉木氏を支えるとした。
特別国会開会日のスキャンダル報道にネット上では「『103万円の壁』撤廃を訴えていた玉木氏をよく思わない財務省が追い落とした」「ハニートラップに引っ掛かった」などと擁護する声もある一方、「単にワキが甘いだけ」「全面謝罪すれば済む話なのか」と批判する声も絶えなかった。
永田町関係者は「玉木氏は『調子に乗った』と釈明していましたが、元グラドルとの不倫疑惑の時期は言及せずに避け続けた。『FLASH』では2年前から親密関係にあった可能性が報じられている。2020年に新・国民民主党となって以来、カネと権力を手に入れた玉木氏はとにかく羽振りが良くなり、『調子に乗った』のは今に始まった話ではない」と指摘する。小泉とは地方で逢瀬を重ねていたとされるが、国会にもひときわ目を引く胸を強調する服装で、傍聴に訪れていたとの目撃情報もあり、大胆不敵な不倫劇となる。
国会議員の不倫スキャンダルは絶えないが、その責任の取り方はさまざまだ。最近では自民党の広瀬めぐみ氏が〝赤ベンツ不倫〟で謝罪し、役職辞任(その後に秘書給与事件で参院議員辞職)すれば、宮沢博行氏はパパ活不倫疑惑で「記憶にございます」と認めて、自民党離党、議員辞職した。さかのぼっては自民党の宮崎謙介氏はゲス不倫騒動で議員辞職している。代表や議員の座に居座り続ける道を選んだ玉木氏だが、何もなかったで済まされるハズもない。
「自民党からすれば、玉木氏が続投してもしなくても28議席を持つ国民民主党の力を借りないと政権は維持できない。国民がキャスティングボートを握っている状況に変わりはないが、玉木氏はもう強気一辺倒で押し通せなくなるし、肩書だけのお飾りになりかねない。ここのところ、メディアに引っ張りダコだったが、地上波の出演減は避けられず、『不倫の人でしょ』と後ろ指を指され、来年の都議選、参院選へ向けての国民の上げ潮ムードにも水をさすことになる。少なくとも国民の連立入りでの玉木首相なんていう声はもう出ないでしょう」(同)
元グラドルの悩殺ボディーに目をくらました代償は大きいようだ。