Infoseek 楽天

【阪神】藤川監督が秋季キャンプ打ち上げの桐敷拓馬ら3投手ねぎらう 若手に「背中を見せてくれた」

東スポWEB 2024年11月12日 8時24分

阪神・桐敷拓馬投手(25)が11日に秋季安芸キャンプをチーム本隊から一足早く打ち上げ、藤川球児監督からシーズンの労をねぎらわれた。

この日の昼下がりにサブグラウンドに姿を現した虎の新指揮官は、桐敷と同様にこの日限りでチームから離れる村上、石井の2投手も呼び寄せ芝生の上で車座に。青空会談に約5分間を費やした。「そのまま解散って形じゃ申し訳なかったからね。シーズンをフルで戦った後に(キャンプにも)来て背中を見せてくれた」と練習終了後の記者囲みで藤川監督は笑顔を見せた。

桐敷は今季、左のセットアッパーとしてシーズン70試合登板のフル回転。防御率1・79という好成績に加え、リーグトップタイとなる43HPもマークし、自身初となる最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝いた。疲労を考慮し今キャンプでのブルペン入りは極力控えたがランニング、フィジカル強化、コンディショニングメニューなどを精力的に消化。主力組として若手たちにしっかりとした姿勢を見せた。

「感謝と1年間の労をねぎらったというかね。タイトルをとっている選手に申し訳ないくらいですよね。いいオフシーズンへの着地というかね」。現役時代は虎の守護神としてブルペンを背負ってきた藤川監督だけに、中継ぎ陣の苦労は骨身にしみて理解している。「ケガがないように。また来年の春にいい形で」と信頼の意をにじませながら語った。

この記事の関連ニュース