全日本スーパーフォーミュラ選手権（ＳＦ）最終戦「ＪＡＦグランプリ」が１０日に鈴鹿サーキットで開催され、〝天才レーサー〟として注目を集めたＪｕｊｕ（本名・野田樹潤、１８＝ＴＧＭグランプリ）が２０位完走で今季最後のレースを終えた。
Ｊｕｊｕはアジア最高峰の舞台であるＳＦに史上最年少、日本人女性として初の参戦で脚光を浴びた。今季は苦戦が続いたが、終盤の第８戦で自己最高の１２位と善戦。最後もきっちり完走を果たすなど収穫あるシーズンとなった。
来季の去就はまだ不透明で、ファンからはＳＦに継続参戦してほしいと熱望する声が沸騰。「来季は更に成長した走りでアンチを黙らせてほしいですね」「土曜日に鈴鹿のヘアピンで観てましたが、ＳＣが二度も出る特殊な状況下で最後まで小林可夢偉を抑え込む走りは立派でした 今年の経験を無駄にしない為に来年も何がなんでもＳＦに出て下さい！」とＳＦの舞台でさらなる成長を待望する声が続々上がっている。
またネット上では「ＪＵＪＵが来季ＳＦを走らないと、またサーキットが閑散とするな」とその圧倒的な人気からＳＦ側にもメリットが大きい点や、「ＪＵＪＵ選手は今年を戦い抜いた！ ただの客寄せパンダな扱いは許せない。ここは、実力を伸ばす！活かす！ 若さに賭ける！ そんな方向に、大人が動いて見せるべき」と今季所属のＴＧＭグランプリ含め多くのチームがＪｕｊｕの実力を評価して契約に乗り出すべきだとプッシュする意見も出ている。
１８歳でＳＦの大舞台を戦い抜いた天才レーサーは、来季どこで走ることになるのか注目だ。