米人気司会者で「世界で最も有力な女性」とされるオプラ・ウィンフリー(70)は11日、米ニュースサイト「TMZ」の直撃取材に対し、米大統領選期間中、カマラ・ハリス民主党候補を支援するための演説会を主催した報酬として100万ドル(約1億5400万円)を受け取ったとする一部の報道を真っ向から否定した。
オプラは報道が「事実ではない」と否定した上で、100万ドルを受け取ったのかとの質問には「ノー。一度も支払われたことはない」と主張した。また、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が勝利したことについても、「ノーコメント」とした。
保守系メディアの米誌「ワシントン・エグザミナー」は先日、オプラが運営する米タレント事務所「ハーポ・プロダクションズ」が、9月にミシガン州でハリス候補の演説会を主催した報酬として、候補者側から多額のカネを受け取ったと伝えた。
同演説会にはメリル・ストリープやブライアン・クランストン、クリス・ロック、ベン・スティラー、ジュリア・ロバーツら多くのハリウッドセレブたちがイベントにオンラインで登場した。
民主党の熱心な支持者として知られるオプラは、過去にはジョー・バイデン、バラク・オバマ両大統領の選挙活動にも協力。2016年の大統領選に出馬したヒラリー・クリントン氏も支持していた。