国際政治学者の三浦瑠麗氏(44)が12日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。国民民主党の玉木雄一郎代表を巡る不倫騒動に言及した。
11日、玉木氏について「スマートフラッシュ」が不倫疑惑を報道。高松市観光大使の元グラビアアイドルの女性との密会が報じられており、玉木代表は報道を認め謝罪した。
騒動を受け、女性の観光大使解任が検討されていると報道されると三浦氏は「人を外見や職種で判断するのは社会の常だが、人権は平等に守らなければならない」ことを確認した。そのうえで「だが、『地元のプリンス』と『グラドル』では後者を切り捨てるのがこの社会であり、結果的に女性は(浮気された妻の立場と既婚者と不倫した女性との利害が対立するゆえに)分断されていき、いざというときにたった一人になってしまい、誰からも守られない」と指摘。「昔なら、政治家と浮気したというだけで女性がこんなに礫を投げられるのは『正義』ではなかっただろうなあ。もちろん堂々とするのも間違っているが」とつぶやいた。
さらに、「彼女が観光大使を解任されようとしていることに待ったをかけるのではなく、なぜか玉木雄一郎氏をクビにすることに情熱を燃やす人たち」にも注目。「戦前は姦通罪が夫に適用されず、道を外れた女が生きにくい社会だったから、今度は男も同じくらい生きにくい社会に全員のスタンダードを下げていこうということなのか。自分が個人的に生きづらくて苦しいから、みんな苦しくなれ的な世界観はまったくもって理解に苦しむ」と嘆いた。