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【競泳】パリ銀・松下知之は〝原点回帰〟でリスタート「楽しさを思い出せた」

東スポWEB 2024年11月12日 17時49分

パリ五輪の競泳男子400メートル個人メドレー銀メダルの松下知之(東洋大)は〝原点回帰〟でさらなる高みを目指す。

10月31日~4日に行われた東京スイミングセンター優秀選手招待大会に出場し、5日からは都内で始まったインターナショナル選手強化合宿に参加。12日には報道陣の取材に応じ「水泳の楽しさを最近忘れていた。試合にたくさん出ていく中で、なかなかできないことや、達成感だったり、新たな課題が出てくることに対して、楽しさを思い出せた」と笑みを浮かべた。

日本競泳界で唯一となるメダルを手にしたパリ五輪後は「人生の中で一番頑張っていたと思うので、そういった経験を経て、やっぱりもう1回頑張るとなると、新しい目標見つけなきゃいけないと思っていた。その新しい目標を見つけるのがなかなか難しい時期があった」というが、現在はチャレンジを楽しみながら鍛錬に励む日々。「初心に返ったというか、新しい気持ちでまた臨んでいくような考えになった。今回の合宿もいろんなことに挑戦したい。自分よりも練習で速い選手ばかりなので、そういったところの中で自分の課題を見つけられる合宿にしたい」と展望を語った。

2028年ロサンゼルス五輪はエース格としての活躍が期待される。「自分はあまり目標で無理だなと思うことはない、金メダルももちろんパリ五輪が終わってからは目指したい。取れる自信というか、取りたいという気持ちはすごく素直にあった」と率直な思いを吐露。4年後に向けて、着実に歩みを進めていく。

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