元グラドルの小泉みゆきとの不倫騒動で謝罪した国民民主党の玉木雄一郎代表が針のムシロだ。
不倫報道が出ての謝罪劇から一夜明けた12日の定例会見でも集中砲火を浴びた。冒頭、司会者は「プライベートに関する件については昨日お話しさせていただいたので、代表としての会見を踏まえたうえでの質問を」とお願いしたのもむなしく、初っぱなから謝罪会見で想定問答の紙を持っていたことや、過去の不倫騒動で議員辞職した宮沢博行氏や宮崎謙介氏らを玉木氏が厳しく批判していたことを引き合いに「自身から辞職しないのか」と追及された。
また、党倫理規則で定められている「党の名誉及び信頼を傷つける行為・言動」に該当しないのかと突っ込まれ、「妻子ある身で、他の女性に心を寄せたということは倫理的には当然認められないことだと認識しています」と認め、倫理委員会の裁定を待つとした。
永田町では玉木氏へのイジりも始まっている。「玉木」の名前を騒動と関連付けたようなあだ名で揶揄され、「議員の間でも『やらかしちゃったな~』『大丈夫かな~』と笑われています」とは永田町関係者だ。
不倫擁護派のNHK党の斉藤健一郎参院議員はXに「政治家は聖人君子でもないし、ましてや代表や政治家やめる必要もない。玉木さん頑張ってください!!! 浮気!玉木!元気!くらい言ってやってください!」とエールを送ったが、もはや玉木氏本人は笑っていられない。
代表続投となった玉木氏だが、永田町では代表辞任は時間の問題と見る向きが大勢だ。
「国民民主党は〝玉木独裁党〟ともいえるが、さすがにこのまま代表がバカにされ続けては議員や党員が黙っていない。来年は参院選も控えているので、103万円の壁撤廃に一定のメドがつけばお役御免になるでしょう」(前同)
「『不道徳であっても政治家としてしっかり働いてくれればいい』とか『玉木も人間だったのね』などのコメントで玉木雄一郎を甘やかさないで下さい」と唯一、苦言を呈した同党の伊藤孝恵参院議員は4年前の代表選で玉木氏に挑んだ身だ。
玉木氏は、いつまで代表に居座り続けるのか。