お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(47)が13日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた「『わかっていてもダマされる! サギ電話ノックアウト!』漫才で学ぶ! 特殊詐欺防止教室」に相方のしずちゃん、「囲碁将棋」の根建太一、文田大介らとともに出席した。
イベントでは、今年の8月に警視庁の「特殊詐欺被害防止広報大使」に就任した南海キャンディーズを中心に最新の被害事例や対策を伝えた。
年々複雑化していく詐欺の手口について学んだ文田は「今日たくさんテクニカルな話をきいたので、帰りにひったくりとかのシンプルな犯罪にあったら笑っちゃうかもしれないです」とつぶやき会場を沸かせた。
ダマされたエピソードを報道陣から求められた山里は〝虚無僧モドキ〟との出来事を回顧した。先日京都を歩いていた際、尺八を吹いて行脚修行をする、虚無僧のような恰好をした人物に話しかけられたという。「『申し訳ないけどすごい邪気が見えるから祈らせてくれ』って言われて。5分くらいたったら『これで大丈夫です。じゃあ1万5000円です』って。それですごいチープなお札をもらった」と苦笑いで明かした。
1万5000円を支払ってしまったものの、対価はあった。ステージの芸人らから「邪気払ってもらってるから詐欺じゃない」とつっこまれると山里は「高い買い物でした」と笑顔で訂正。「お札は質の悪い紙で、『幸』って書いてあった」と詳細を明かし、笑いを誘っていた。