米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)に、トレード話が再燃している。
今季の八村は開幕から絶好調で、J・J・レディック新監督のもとでスタメンに定着した。一方で、チームはレブロン・ジェームス引退後も見据えて若手の大物候補の補強を模索。そこでリストアップされたのがウォリアーズのジョナサン・クミンガだ。
米メディア「ファンサイディッド」は、トレードの最新動向を報道。ウォリアーズが八村、クリスチャン・ウッド、ジェイレンフッド・シフィーノ、2029年ドラフト1巡目指名権を、レイカーズがジョナサン・クミンガ、ゲイリー・ペイトン2世をそれぞれ獲得する大型トレードの可能性を指摘した。
「ウォリアーズは来年の夏にクミンガをタダで失うのではなく、代わりに何かを得ることができる。一方、レイカーズはレブロンなしでの生活に備えることができるため、実際には双方に利益をもたらすことになるだろう」と同メディアは双方の思惑が合致するトレードになるとの見解を示した。
「ゴールデンステイトがクミンガをロサンゼルスにトレードするなら、フロントオフィスは八村塁をチームに加えるよう主張しなければならないだろう。八村はクミンガほどの天性の得点力はないが、それでも攻撃力は十分だ。クミンガの34・1%に対して37・5%の3ポイントシュート率を誇る、より優れた選手だ」と八村の能力を評価。「クミンガの素質を無視することはできないが、攻撃面では八村の方が少し洗練されている。リバウンドも上手で、ディフェンスも完璧だ。そして、契約延長した場合のクミンガの年俸よりはるかに安い」とウォリアーズにとって八村は理想の獲得候補と強調した。
強豪ウォリアーズは今季もここまで首位タイと絶好調。八村にとっても悲願のファイナル制覇をかなえるならば、電撃移籍が近道となるかもしれない。