スペイン1部バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨング(27)が来年1月に退団する可能性があると、スペインメディア「エル・ナシオナル」が報じた。
今季からハンジ・フリック監督が指揮を執ることになり、不動の主力だったデヨングの立ち位置が変化。指揮官は縦に速いサッカーを主体としていることで、不可欠なピースではなくなりつつある。ただ、売却に舵を切るとしても高年棒などがネックとなり、簡単には進まない事態も想定されるが、同メディアによると、イングランド・プレミアリーグのチェルシーからオファー届いているという。チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が関心を示しているとのことだ。
財政難を抱えるバルセロナにとってチーム内で高給取りの選手の一人であるデヨングが退団すれば、人件費を抑制できるメリットがある。また同メディアによると、現在のチェルシーでフィットし切れていないアルゼンチン代表MFエンツォ・フェルナンデスとの〝トレード〟もオファーに含まれており、バルセロナの戦術には合うとした。