野球の国際大会「プレミア12」で日本代表と同じグループBの韓国代表は13日に台北ドームで初戦を迎え、台湾代表に3―6で敗れて黒星発進となった。
先発したコ・ヨンピョが誤算だった。初回こそ無失点で立ち上がったが、2回に2安打と四球で二死満塁のピンチを招くと1番打者のチェンウェイに痛恨のグランドスラムを被弾。4点のビハインドでも大きかったが、さらに二塁打を許した後に2ランを浴び、大量6失点でこの回限りでKOとなった。打線は4回にキム・ドヨンの適時打などで反撃したが、序盤の失点が最後まで重くのしかかった。
韓国メディア「OSEN」は「コ・ヨンピョだけは信じていたのに衝撃の満塁弾+2ラン…鉄壁のブルペン陣6イニング無失点でさらに残念」と落胆。さらに「6点差は大きすぎた上に打線の反撃も勢いが足りなかった。初戦の大敗でスーパーラウンド進出に暗雲が垂れ込めた」と報じた。
韓国代表は14日のキューバ戦(天母)に続き、15日には台北ドームで侍ジャパンと激突する。