年末大みそか恒例のNHK紅白歌合戦の出場者発表が近づいている。注目の一つはK―POP勢がどうなるか、だろう。史上最多出場となった昨年、特別企画で出演するも今や〝開店休業状態〟のガールズグループ「NewJeans」は、今年も出るのだろうか?
NewJeansは今年6月、シングル「Supernatural」で日本デビューし、東京ドーム公演も話題に。だがその前からくすぶっていた、〝生みの親〟ミン・ヒジンプロデューサーの独立騒動により、今は思うような活動ができずにいる。
「もともとハロウィーンの時期に合わせ、韓国語と日本語バージョンの新曲を出す予定でしたが、ミン・ヒジンと親会社HYBEの内紛で、計画は白紙に。この新曲と日本デビュー曲を併せ、今年も紅白に出る見込みだったがこれも曖昧になっている」とは、韓国芸能関係者。
それでも紅白出場のプラス要素はあるという。
「『Supernatural』は日本の曲で、韓国では今年ヒットした曲がない。つまり年末の音楽賞レースに引っ掛からない可能性が高く、年末のスケジュールに余裕があるはず。今年は日本デビューの年という大義名分もあるし」
たしかに、NewJeansは大みそか、千葉・幕張メッセで開催される音楽イベント「COUNTDOWN JAPAN24/25」への出演が決まっており、日本に滞在している予定だ。
一方で、日本の音楽関係者からは「NHKは事務所とトラブルになっているアーティストの出演を嫌がる傾向にあるので、今年は難しいのではないか」との指摘も。事務所側が積極的にNewJeansを売り込む状況にないことも、不出場説に拍車をかけている。