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【新日本】ケニー・オメガと乱闘で〝処分〟のゲイブ・キッドが猛反論「ヤツらもみんなピエロだ」

東スポWEB 2024年11月14日 5時9分

新日本プロレスのSTRONG無差別級王者ゲイブ・キッド(27)が、米国・AEWのケニー・オメガ(41)に猛反論した。

事件が起きたのは4日の大阪大会だ。来年1月5日東京ドーム大会での復帰を宣言したケニーは、バックステージでコメントを残した後で控室方面へ。しかしここで出くわしたゲイブと口論となると、エキサイトした両者が大乱闘を展開した。

ケニーは取材に対し、ゲイブが胸を突き押してファイティングポーズを取ったため、正当防衛で先に手を出したと説明していた。しかしゲイブは「アイツはピエロだ。でたらめなことを言ってやがる。アイツがしゃべりすぎて、口うるさいせいでビンタされただけだ。まあ、もし多くの人間が俺を史上最高のレスラーだと思っているのにあんな目にあわされたら、おそらく俺でも嘘をつくだろうけどね」と真っ向から否定する。

ケンカ両成敗とはならず、新日本の棚橋弘至社長は「欠場選手への暴行はプロ失格」として、ゲイブには厳重注意と罰金処分が下された。「どうでもいい。俺は金持ちだ。今年新日本に日本円を稼がせてやったんだから、本来なら感謝されるべきだ」と毒づきつつ「AEWのレスラーがバックステージに来て、ケンカが始まって、自分たちを守ろうとした新日本のレスラーには罰金だって? ヤツらもみんなピエロだ」と団体の処分に不満をあらわにした。

ケニーからも「プロ失格」の烙印を押されたゲイブは東京ドーム大会の対戦相手候補から除外され、代わりに他の新世代戦士たちが相手としてリストアップされている。しかしゲイブは一連のケニーの発言を痛烈に批判する。

「ハハハ、アイツは男の体をした怖がりの坊やだ。もしアイツがプロフェッショナルなら男らしく、自分の時代が終わり、次の男が日本の大スターになる時だと理解しているはずだ。それが俺だ。他の新世代には俺のようなスピリットもファイトも意欲もない。もしアイツがそれを望むなら、アイツこそプロ失格だ」と、リング上での決着を要求した。

「もしケニーがレスラーで、アイツが言うような男であるのなら、うだうだ言うのをやめてプロになり、東京ドームで俺と戦うべきだ。簡単なことだ。聖火はもうとっくに渡されているんだから、俺が自分で受け取って、新日本を輝かしい未来に導いてやる」。文字通りの禁断の扉は果たして開かれるのか、それとも――。

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