米スポーツサイトのアスレチックは13日(同14日)に「近年低迷のレッドソックス、ソトと佐々木朗希の獲得に大きな希望」との見出しで、今オフは大金を投じる(と宣言した)レッドソックスが2人の大物選手獲得の可能性について検証した。
ヤンキースからFAのフアン・ソト外野手(26)は今オフのFA市場最大の目玉で、13~14年で総額6億ドル(約935億円)超えが最低ラインと予想されている。ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)は契約金や年俸などの総額が制限され、マイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象のため、全30球団が獲得可能だ。
米スポーツ専門局ESPN(電子版)は「今週、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズに加え、レッドソックスもソトが滞在しているカリフォルニア州で会談を行う予定である」「レッドソックスはソトを獲得リストのトップに挙げた」と報じている。
同サイトはソトが加われば「左打ちの外野手がさらに余ることになるが、誰か1人をトレードすれば実現可能」とした。佐々木については「大谷レベルの才能はないかもしれないが、FAで獲得できるどの先発投手と比較しても遜色ない」と評価は高い。
ただ、2人を獲得できる可能性については「間違いなく望み薄だ」とバッサリ。その理由として「近年、FAになった選手たちは、勝利にこだわっている組織に注目する傾向がある」ことを挙げた。