今年で開催が最後となる「プロ野球12球団合同トライアウト」が14日、ZOZOマリンで行われ、広島を戦力外となった岡田明丈投手(31)が参加。元巨人の陽岱鋼(37=オイシックス)から外角低め149キロ直球で空振り三振を奪うなど、打者2人を無安打に抑えた。
2015年のドラ1右腕はローテ投手としてリーグ3連覇に貢献したが、21年に右肘を手術するなどケガに苦しんだ。23年に戦力外から育成契約を結び、今季再昇格を果たしたものの一軍登板はなし。再び戦力外となった。
全球、直球を投げた岡田は「(直球は)自分がプロに入れた理由。(陽岱鋼は)当たったらホームランなので注意した。(三振の球は)しっかり決められた。自信になりました。あとは(オファーを)待つだけ」と前を向いた。