スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)にドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンが獲得への興味を示している。
久保はスペインリーグで首位を独走中のバルセロナ戦で好パフォーマンスを見せ勝利に貢献。同戦のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。この活躍で再び欧州ビッグクラブが熱視線を送っており、かねて名前が浮上するイングランドのリバプールやトットナムに加えて、ドイツ屈指の名門が注目する。
スペインメディア「FICHAJES・NET」によると、Bミュンヘンはクラブで10番を背負うFWレロイ・サネ(28)が契約満了に近づいており、退団する可能性もあるという。「Bミュンヘンはウインガーのオプションを検討している。クラブにとって久保のプロフィルは技術的スキルだけではなく、スペインリーグでの経験と若さによっても魅力的であり、長期的な投資になる」という。
その上で他クラブからも関心があることを指摘し「Rソシエダードは他クラブが契約解除条項(6000万ユーロ=約98億4000万円)を発動すると決めた場合、日本人選手を引き留めるのは困難になることを理解している。久保はキャリアの重要な時期にあり、次の目的地でサッカー界のエリートの一員になる可能性がある」と指摘していた。
Bミュンヘンに加入することになれば、DF伊藤洋輝(25)とチームメートになるが、来年1月の移籍市場で新天地を求めるだろうか。